イランの代表団は、ビザ問題を理由にボイコットすると脅した後、金曜日に米国で開催される2026年ワールドカップの組み合わせ抽選会に出席する予定だ。 イランは9件のビザを申請したが、拒否されたビザの中にはイランサッカー連盟(FFIRI)のメフディ・タージ会長を含む4件が発給された。 タージ氏は今週、FIFA会長のジャンニ・インファンティーノ氏と話し、「すべてのビザが発給されない限り」イランからは抽選に参加しないと述べた。 しかし、イランの監督アミール・ガレノイ氏とFFIRI国際関係責任者のオミッド・ジャマリ氏は米国を訪問しており、さらに多くの代表団が加わる可能性がある。 抽選は金曜日の日本時間17時にワシントンDCで行われる。 イランは4年連続7度目となるワールドカップ出場権を獲得した。 カナダ、メキシコと大会を共催している米国は、政治的・安全保障上の理由からイラン人に対する長年にわたる厳しいビザ制限を設けている。 ドナルド・トランプ米大統領は6月、安全保障上の脅威に対処するための取り組みを理由に、12カ国の国民の米国入国を禁止する大統領令に署名した。